学会賞
- 学会賞
「本田安次賞」
(令和4年度~)
- 入会のご案内
- 入会申込書
⇒(PDF形式)
⇒(Word形式)
平成22年度「本田安次賞」選考委員会報告[2020/05/23 更新]
「本田安次賞」:井出 幸男 氏
【選定理由】
今回、本田安次賞の対象となった『土佐の盆踊りと盆踊り歌』は、平成5年から十数年かけて続けてこられた高知県内各地「盆踊り」の現地調査によって収集した資料を基に、歴史的経緯と現状をまとめたものである。 祖霊供養を目的とする盆行事の一端として実施されてきた「盆踊り」が、年々失われている現状記録として貴重であり、本田 安次 博士の民俗芸能研究方法の一端を継承したものであり、この賞にふさわしいものと考える。
「本田安次賞特別賞」: 植木 行宣 氏
【選定理由】
長年、京都府で文化財行政に携わっておられた植木氏は、文化史を専門とされており、中世芸能史に関する論文を多く発表されてきた。 今回、本田安次賞特別賞の対象となった『芸能文化史論集』は、その集大成ともいえる業績で「中世芸能の形成過程」「舞台芸能の伝統」「風流踊とその展開」の3巻から構成されている。 いずれの巻にも民俗芸能の調査と研究の成果が散りばめられ、本田 安次 博士が目指された民俗芸能研究の一つの到達点が示されており、この賞にふさわしいものと考える。
■過去の受賞履歴はこちら
お問い合わせ先
- 民俗芸能学会事務局(毎週火曜日 午後1時~4時)
- 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学演劇博物館内 [地図]
- 電話:03-3208-0325(直通)
- Mail:office[at]minzokugeino.com (* [at] を @ に換えてお送り下さい。)