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最新情報

会報108号の訂正について

2021年(令和3年)1月19日発行の会報108号について下記の通り訂正いたします。誠に申し訳ございませんでした。

・3ページ目「事務局提案検討ワーキンググループ設置について」
誤: 二〇二〇年二月二一日付 → 正:二〇二〇年一一月二一日付

・11ページ目「会員異動」
個人情報のため、次号にて訂正いたします。 

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《第187回研究例会》

近世後期、安芸国南西部における十二神祇

発 表 者  : 小原 清(オンラインでの発表)
司   会  : 鈴木 昂太
コメンテーター: 神田 竜浩
日   時  : 2022年1月8日(土)午後2時~(午後1時30分開場)
会   場  : 早稲田大学演劇博物館6号館3階レクチャールーム
        (東京メトロ東西線早稲田駅下車)
         オンラインでも併用開催(zoom予定)
         【オンライン会場に関しては、要・事前申込み】

発表要旨
 広島県南西部では、「十二神祇」と呼ばれる神楽が伝承されている。十二神祇は12の演目で構成される神楽で、地区毎に結成された神楽団により毎年の秋祭りで奉納される。その奏楽は緩急があるものの単調で、演目は数番の儀式舞の後に、「岩戸」「荒平」、数段に分かれた「王子」と続き、「将軍」で舞い納めるものが多い。現在は約30団体が広島市から大竹市にかけて活動している。
 これまで広島の十二神祇については、新藤久人、真下三郎、渡辺友千代、岩田勝、牛尾三千夫、石塚尊俊など、中国地方を拠点とした民俗芸能研究者により研究されてきたが、近年では三村泰臣が提唱した「安芸十二神祇」の呼称が用いられるようになった。
 先行研究をまとめると、十二神祇の特徴は次のとおりである。
 (1) 分布範囲は、概ね広島市から大竹市にかけての安芸南部にかかるもので、一部の研究者は、豊田郡や呉市の神楽も含めている。また山口県域にも類似した神楽(山代神楽)がある。
 (2) 十二神祇は近世後期に成立したと考えられており、石見または芸北地方から県南西部へ伝播したとする説や、さらに各組織が自団のものとするため、周辺や石見地方の多くの演目から十二の演目を選び所持したとする見解もみられる。
 (3) 演目については、北広島町壬生の神職・井上家所蔵、天正16年(1588年)「荒平舞詞」の内容を継承する「荒平(関・鬼返し・柴鬼神)」や神がかりがみられる「将軍」など古体を残した演目が注目される。
 このような現在の研究者や神楽団体がもつ十二神祇の特徴は、藩政期においても同様に見出せるだろうか。近世後期の十二神祇については、僅かではあるが奉納記録が現存している。これらによれば各組織とも所持演目が20を超えており、文化年間には各地で氏子が結成した組織が活動している様子が窺える。そのため従来の説は、今後再検討が必要と思われる。
 そこで本発表では、近世後期、安芸国南西部やその周辺での神楽執行の記録から、神楽組織の構成員、所持・奉納演目、活動範囲を分析し、当時の十二神祇についてアウトラインを描いてみたい。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本研究会は対面・オンライン併用開催となります。
 オンラインでの参加希望の方は、以下のリンク先のお申込みフォームからお申込みください。
 (対面会場での参加希望の方は、事前予約する必要はございません。
  当日会場へ直接お越しください。)
※対面参加の方は参加費200円(オンライン参加の方は無料)です。
※非会員の方も参加できます。


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