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最新情報

《第194回研究例会》

三匹獅子舞の諸相と形態からみた特徴
   ― 神奈川県域の事例を中心に ―


発 表 者  : 鈴木 通大
司   会  : 加藤 健司
コメンテーター: 高橋 裕一
日   時  : 2023年7月8日(土)午後2時~(午後1時30分開場)
会   場  : 早稲田大学演劇博物館6号館3階レクチャールーム
        (東京メトロ東西線早稲田駅下車)
         オンラインでも併用開催(zoom予定)
         【オンライン会場に関しては、要・事前申込み】

発表要旨
 「三匹獅子舞」とは、頭部にシシとも称する龍、鹿などのカシラ(獅子頭)を被り、腹に付けた太鼓(羯鼓)を両手で打つ舞手(踊り手)が三匹一組となって踊る(舞う)獅子舞のことで、この形式を風流系統の「一人立て三匹獅子舞」と称され、人口に膾炙しています。この獅子舞は、岩手県を除いた東北地方から、関東および甲信越地方にかけて東日本に広く分布し、その数も、およそ800か所、あるいは1000か所以上あるといわれています。神奈川県は、その分布の南限にあたり、多摩地域から伝わったとされています。また、三匹獅子舞の発祥については、おそらく遅くても江戸時代初期頃だろうと考えられています。
 こうした三匹獅子舞について、先行研究を踏まえつつ、調査報告書・民俗誌および筆者の調査から渉猟して得た神奈川県域や県外の事例をもとに、民俗学的見地から比較検討を試み、その形態を明らかにするとともに、同時にその特徴を明示することにあります。そこで、「変化」と「消長」に留意しつつ、三匹獅子舞の構成、祝日、名称・呼称、分布、祈願の目的、伝承母体、獅子頭の型式、発祥の時期などを手懸りにして言及していきます。
 なお、第106回研究例会(2005年11月)において、「三匹獅子舞 ― 展示を中心に ―」と題して発表しましたが、今回の発表はその延長上にあります。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本研究会は対面・オンライン併用開催(予定)となります。
 オンラインでの参加希望の方は、以下のリンク先のお申込みフォームからお申込みください。
 (対面会場での参加希望の方は、事前予約する必要はございません。
  当日会場へ直接お越しください。)
※対面参加の方は参加費200円(オンライン参加の方は無料)です。
※非会員の方も参加できます。

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