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最新情報

本年度 本田安次賞候補募集中!

※本年度の本田安次賞奨励賞・本田安次賞特別賞の候補(作品・業績)を募集中です。

・対象
 【奨励賞】
  民俗芸能学会の会員が前年度および前々年度
  (例:平成29(2017)年4月から平成31(2019)年3月までの2年間)に
  発表した作品(前年に応募した作品は除く)で、民俗芸能に関する研究論文
  (単行本・報告書等を含む)・映像などをはじめとする優れた業績と
  みとめられるもの
  報告書・映像に関しては学会員個人の業績が顕著であり、
  実質的な業績が認められる場合
 【特別賞】
  著書及び長年の業績
・推薦  民俗芸能学会に所属する会員からの推薦(自薦も可)
・提出先 民俗芸能学会事務局宛
・締切  2022年5月末日
・賞金  各賞に10万円(複数受賞の場合は分割する)

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《第189回研究例会》

福島県内における「出雲流神楽」の分布と系譜
― その継承のかたちと震災後11年の現状 ―


発 表 者  : 懸田 弘訓・上西 律子
司   会  : 川﨑 瑞穂
コメンテーター: 小島 美子
日   時  : 2022年5月28日(土)午後2時~(午後1時30分開場)
会   場  : 早稲田大学演劇博物館6号館3階レクチャールーム
        (東京メトロ東西線早稲田駅下車)
         オンラインでも併用開催(zoom予定)
         【オンライン会場に関しては、要・事前申込み】

発表要旨
 本田安次先生は「白河の関を越えた磐城、岩代の里に、能が舞になった神楽が分布してゐる。」と書かれたことがある(『能が舞になった神楽 ― それと採物舞と』本田安次著作集 日本の傳統藝能 付録三 平成6年)。
 関東から白河の関を越えて磐城、岩代、つまり福島県に入ると、神楽の芸態が変わってゆくという指摘は、非常に興味深く、そこには今なお、神楽研究にとっての深い示唆と学びがある。
 本田安次著作集『日本の傳統藝能 神楽Ⅲ』(平成六年 錦正社)の「諸國の神楽2」においては、福島県域の九か所の出雲流神楽が紹介されている。本発表では、まずこれらの神楽についての検証から始める。
 ・岩代安達の太々神楽(安達太々神楽 ― 現 本宮市・田村方部の太々神楽 ― 現 二本松市)
 ・八槻都々古別神社の神楽(現 東白川郡棚倉町大字八槻)
 ・馬場都々古和気神社の神楽(現 東白川郡棚倉町大字棚倉)
 ・鈴石神社の神楽(現 二本松市鈴石)
 ・安積国造神社の太々神楽(現 郡山市)
 ・大鏑矢神社の太々神楽(現 田村市船引町)
 ・三島神社の太々神楽(現 喜多方市)
 ・金澤黒沼神社の十二神楽(現 福島市松川町)
 ・相馬福田の十二神楽(現 相馬郡新地町)

 次に、これらの神楽を含む福島県内の出雲流神楽の全体的な分布、担い手、演目(座)の数と構成、採物、芸態、舞のかたち、囃子の構成、楽器、伝承の仕組みなどについて比較考察を試みる。
 昭和50年代から本田安次の多くの現地調査に同行してきた懸田より、当時の神楽の映像記録を紹介しながら、昔のかたちと現状を報告する。
 福島県の出雲流神楽も、島根県に伝承されている出雲神楽と同じく、「神職神楽」として神職によって守られてきた。それでは、福島県の出雲流神楽と島根県のいわゆる「出雲神楽」では、「採物」の意味はどのように変わってきているのだろうか。「採物神楽」こそが「出雲流」たる所以であったはずである。これらの視点からの考察によって、「能が舞になった神楽」の実像を明らかにする。
 「福島は未来の日本の姿だ」という指摘がある。2011年の東日本大震災と原発事故によって、福島では多くの芸能が途絶えようとしているなか、新たな復活の芽も確実に育ってきている。震災後11年めの今、福島の民俗芸能の実態と現状を報告することで、日本の民俗芸能の今後を、福島を起点として考えるきっかけとしたい。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本研究会は対面・オンライン併用開催(予定)となります。
 オンラインでの参加希望の方は、以下のリンク先のお申込みフォームからお申込みください。
 (対面会場での参加希望の方は、事前予約する必要はございません。
  当日会場へ直接お越しください。)
※対面参加の方は参加費200円(オンライン参加の方は無料)です。
※非会員の方も参加できます。

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令和三年度の受賞

 2021年度の本田安次賞選考委員会は、第1回令和3年7月24日(土)、第2回令和3年9月4日(土)の2回開催し、選考・審議を重ねましたが、奨励賞・特別賞ともに該当者なしとの結論に至りました。

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