平成23年度「本田安次賞」選考委員会報告[2020/05/23 更新]

「本田安次賞」：該当なし

「本田安次賞特別賞」： まつり同好会

【選定理由】
　まつり同好会は、1960年に故 田中 義廣 氏によって名古屋で結成され、翌1961年3月に月刊会報「まつり通信」創刊、同年6月に機関誌「まつり」を創刊した。以後、2011年9月には「まつり通信」555号、2009年12月には「まつり」71・72合併号（特集・平成のお鍬祭り）を刊行した。この間、西日本各地で山伏神楽公演や八重山民俗芸能公演などを実施、1982年・83年には『まつりと芸能の研究』第I・II集を編集発行した。2001年に40周年記念行事として「田中 義廣 先生の傘寿を祝う会」を実施、2003年初代会長を務めた田中 義廣 氏が82歳で永眠した。同会を継承して代表となった鷲野 正昭 氏によって、事務局を愛西市へ移転、現在に至っている。50周年の記念行事を兼ねている本大会に於いて、同会の受賞はふさわしいものと考える。

※なお、平成23年度の特別措置として受賞作品がなかった賞金を、本田先生のご出身地である
　福島県の民俗芸能復興のために役立てるという案が出され、懸田 弘訓 氏にご相談のうえ、
　「磐城大國魂神社氏子会」に贈呈することに決定しました。

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